上部消化管内視鏡検査(胃カメラ検査)
8月6日(水)より予約制で承ります
上部消化管内視鏡検査をお受けになる方へ
検査の方法
- 上部消化管内視鏡は、食道・胃・十二指腸の中を内視鏡で直接観察し、病気を診断する検査です。当院では、口からでなく鼻から内視鏡を挿入する経鼻内視鏡も行っています。
- 胃の表面に付着している粘膜を洗い流すシロップを飲んで頂いてから、楽に内視鏡が飲めるように、喉あるいは鼻に局所麻酔を行います。
- 病気を発見した場合は、必要に応じて組織検査(生検)を行うため、粘膜の一部を採取し病理検査に提出する場合があります。(別途有料)
検査に伴う偶発症について
- 検査中にお腹が張ることがあります。
- 生検による出血、嘔吐反射による食道や胃粘膜の裂創からの出血。
- 動悸、嘔吐、低血糖、血圧低下ショックなど。
- 経鼻内視鏡の場合、鼻出血や鼻の痛み。
- 偶発症の発生頻度は0.007%(14,000件に一人)と言われています。当院の内視鏡を担当する医師は、全員日本消化器内視鏡学会認定の内視鏡専門医です。安全で確実な内視鏡検査を行える様に誠心誠意努めますが、緊急事態が発生した場合には、最善の処置を行います。
ご注意して頂きたいこと
- 前日の夕食は21時迄に済ませてください。水分は検査当日の朝までは飲んでも大丈夫です。
- 検査当日の朝食は絶食です。
- 心臓の薬・血圧の薬を飲んでいる方は、当日の朝の分は内服してお越しください。
- 血液をさらさらにするお薬(抗血栓薬)を服用されている方は、特別な処置を行わない通常の内視鏡検査(観察、組織検査)では、担当医からの指示がない限り、抗血栓薬を休薬する必要はありません。ただし、組織検査を行うと出血する可能性はあるため、内視鏡検査医が組織検査の必要性を判断し、出血が起こった場合には適切に対応します。
- キシロカイン(歯科での麻酔薬)アレルギーのある方は、薬を変更する場合がございますのでお申し出ください。
- 車でのご来院はお控えください。
検査後の一般的な経過
- 喉の麻酔は約1時間位で覚めます。(経口内視鏡のみ)
- 喉に刺激を感じ唾液や痰に血液が混じる場合が稀にあります。
- 検査中に空気を入れた為、お腹が張ったりすることがあるかもしれません。
- 経鼻内視鏡の場合は、稀に鼻出血や鼻の痛み、頭痛がすることがあります。